2016年11月5日土曜日

寄り添うって?看護の現場にて

デイケアにて

ある利用者のおばあさんの話
(おばあさんという言葉が適切かどうかは分からないけど、親しみをこめて)

そのおばあさんはいつでも厚着
夏でも何枚も肌着を着るし
冬はセーター on セーター

寒がりというけど
実際に汗をかいているし
こちらから見たら「そんなに厚着しなくても」と思ってしまう

そのおばあさんがお風呂のあと
だいぶ時間が経ってから
私のところへやってきた

「鞄の中のシャツ、着たいの。とってくれる?」

本当はお風呂の直後に
セーターの下にシャツを着たかったらしいのだけど
職員に「そんなに着ると汗が出るから、シャツは寒くなったらきましょう」と言われたらしい

確かに汗をかいているし
今の季節でも脱水には注意が必要だし
実際に発汗による湿疹も少なくない

それを思っての職員の判断だったのだと思う

でも、おばあさんはシャツを着たい!
だから、こっそりシャツを着たいと申し出てきた

「このシャツは家族が買ってくれたの。人に何を言われても、気にせず自分の着たいもの、着なさいって」

そう言いながら
おばあさんはゆっくりとセーターの下にシャツを着込んでいた

その光景を見ていた他の職員は
「自分がそうしたいというのだから、仕方がないよ。汗だくで気持ちが悪いって失敗したら、気がつくんじゃない?」と言っていた



汗だくになっても自分が着たい服を着たいおばあさんに対して

発汗や湿疹など、体を思ってそれを否める職員

失敗して気がつくまで、好きなようにさせればいいという職員

私はこのいずれも正解だと思うし
職員の介護/看護観の違いがあって当然だと思う
(自分の価値観を押し付けるのはよくないけれど)

そんな職員さん達の対応を見ながら
それぞれに真面目さや優しさを感じた

でも

もし、おばあさんが汗だくになって
体にあせもができて
暑くて不快で

「やっぱり、このシャツ脱がせてほしい」と言ってきたとき

「ほら、やっぱり暑かったでしょ」
「こんなにあせもが出来ちゃって。だから言ったでしょ」

そんなことを言わずに
ただ黙って、おばあさんを受け入れることができたら

それは本当の意味の「寄り添う」なんではないか、、

ふとそんなことを思った

「それみたことか」

自分の忠告を聞かなかった相手の失敗を
そんな風に責めるのは

寄り添うのとは違う

これは介護/看護だけの話ではない

つながりの中に生きている私たちにとって
どの場面でも当てはまること

私は看護の場面でも
自分に対しても

失敗も黙って受け止めて許す
優しさをもちたいと思います
(難しいけど!!)


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